1(いち)から見直す大人バレエ(2月17日)〜アームスの安定と伸び、正確な形と動き(2)
脱・バレエ万年初心者、上達の伸び悩み解消のための「正確な動き」「筋肉の強さ」「コーディネーション」を見直すクラスです。
アームスの正確なポジションの安定と伸びの感覚は1回ではなかなか習得できるものではないのと、アームスだけの練習はなかなか機会がないので今回も引き続きアームスの練習をしました。
今回は前半に足裏のアーチを意識して立つ練習もしました。
1.足裏のアーチーを保ち真っ直ぐに立つ
「土踏まずが落ちる」「親指側に乗って小指側が踏めない」「中指の付け根が落ちてタコができる」「足指が浮く」などの悩みのある方も少なくないと思います。
これらの主な原因は足裏のアーチの崩れです。
足裏のアーチが崩れてしまうのは1)足裏の筋力不足、2)股関節の不安定などが考えられます。
足裏と股関節は相互に影響します。
足裏のアーチが崩れることで姿勢全体が崩れることもありますし、股関節の不安定が原因で脚のアライメントが崩れ(膝下O脚と呼ばれる状態)て更に足が歪んでしまうこともあります。
今回は足裏のアーチにアプローチしました。
足裏のアーチを作り、その上に脛の骨をまっすぐにのるように整えて足首を安定させて立つ練習をしました。足裏の筋肉はもちろんですが腿の内側の筋肉やお尻の筋肉なども働き疲れることが分かります。
2.アームスの練習
前回と同じようにそれぞれのポジションを作りキープする練習。ポジションで静止しているけれども筋肉同士が引っ張りあって安定していることを確認しました。
今回はタン・リエで移動の動きと一緒にアームスを動かす練習をしました。足の動きと一緒になるとアームスの安定感や正確さが怪しくなってしまいます。これでは振り付けを踊ったらどうなってしまうんでしょう…
やはりアームスだけでしっかりと練習をして動きの中でもアームスをきれいに動かせるようにしたいですね。
▼前回の記事(↓)もご参照ください。
1(いち)から見直す大人バレエ(2月10日)〜アームスの安定と伸び、正確な形と動き