大人のためのバレエ教室グランジュッテ/講師ブログ

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2022年01月の記事は以下のとおりです。

センターになると動けなくなる悩み解決

バーでは動けるのにセンターになると軸脚が不安定で「思ったように動けなくなってしまう」「アンドゥオールが保てなくなってしまう」といった悩みのある方は少なくないのではないでしょうか?
どの筋肉をどのように使うのかを理解して練習することで軸脚を安定させることができるようになります。

▼骨格をみてみよう

ko_kansetsu01.jpg

片脚で立っている時、脚1本で上半身を支えています。当たり前のことではありますが、1枚目の写真を見ると上半身のボリュームに対して上半身を支える脚があまりに頼りなく見えることに驚くのではないでしょうか。

ko_kansetsu02.jpg

しかも、上半身と脚をつないでいる股関節は球関節になっていて可動域の大きな動きやすい関節です(写真2枚目)。
動きやすいといいうことは不安定になりやすいということです。
なので筋肉でしっかり支える必要があるし、支える筋肉の強さを育てる必要があります。

▼股関節を安定させる筋肉

股関節を安定させるために働く筋肉たちについてお話します。
▼まずは骨盤を安定させる筋肉。
外旋六筋:骨盤を安定させアンドゥオールさせてくれる筋肉です(2つ前の投稿で紹介した筋肉です)。
大人クラス|今月は内転筋っ!③ 脚が○○している感覚
腹横筋:骨盤を安定させるために体幹の安定も不可欠です(3つ前の投稿で紹介した筋肉です)。
大人クラス|今月は内転筋っ!② 内転筋を意識したら○○がきれいになった !? !?

▼次に片脚で立った時のバランスを支えてくれる筋肉
中殿筋:骨盤の腸骨と腿の骨(大腿骨)の先端にある大転子をつないでいます。体の外側から支えてくれます。
内転筋:腿の内側にあって大腿骨と骨盤をつないでいます。内側からバランスを支えてくれます(4つ前の投稿で紹介した筋肉です)。
大人クラス|今月は内転筋っ!①

▼レッスンで支える強さを身につけるには…

筋肉が分かったところでこれらの筋肉の強さをどのように育てるのかについてお話します。
●バーレッスンで動きを流さないようにしましょう。出した脚がブレないようにし、脚を戻す時も必ず最初の準備のポジションに戻るようにしましょう。
●重さでバランスをとらずに筋肉の強さと運動で姿勢を支えるように意識しましょう。
グランジュッテでは、入門のクラスではゆっくりのテンポでポーズをキープするカウントをとるようにしています。

いかがでしたか?
筋肉で支えなくてはいけないワケとどの筋肉を働かせるのお分かりいただけましたか。
ポジションの強さを身につけることでセンターでも踊れるようになります。

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