1(いち)から見直す大人バレエ(4月28日)〜アンドゥオール
バレエを始めた時に最初に身につけておくべき「正確な動き」「筋肉の強さ」「コーディネーション」などのバレエの基礎を見直すクラスです。
今回はアンドゥオールです。
バレエを習っている方なら誰もが180度開いた足に憧れると思います。
今回は足を180度外へ向ける方法、180度外へ向けた姿勢を支える強さ、180度外へ向けた状態で動くことを練習しました。
1.床で足を180度開く練習
股関節だけでなく、膝や足首も外旋させる方法と感覚を習得しました。
●つま先を外ではなく、かかとや腿の内側を前へ
●脚全体は長く伸ばす感覚(膝は緩まない、でも締めない)
みなさん、足をぐるっと180度外へ向けることができました。方法が分かれば開けるようになるんですね。
足裏の練習もしました。立って姿勢を支える時に足裏の強さが必要になります。
2.キープする練習
床で練習した方法で足を180度外へ向けて立つ練習です。
足裏が弱いと足が内側に倒れ込んでしまいます。足裏のアーチでしっかりと支えることも意識します。
正しい方法と姿勢を保つ筋肉の強さの必要性を実感しました。
脚が捻られないように筋肉を働かせることと姿勢を支える筋肉の強化を継続的に練習して行くことが大事です。
3.動く練習
足を180度外へ向けて立つだけではなく、動けなくてはいけません。
次に動く練習をしました。
やったことは3つだけ。
1)1番ポジションでのプリエ
2)ルルヴェ
3)タンデュ(ア・ラ・セゴンのみ)
1)〜3)を両手バー、片手バーさらにセンターで行いました。すごくゆっくりで
足を180度外へ向けて立つだけでも大変なので、シンプルな動きでもいっぱいいっぱいです。1曲終わる度にみなさんから深いため息がもれます。
みなさんの様子を見ていて驚いたのですが、姿勢や軸脚がブレないということです。
足を外へ向けた姿勢をキープしながら動くには筋肉が緩んでいてはできないので、しっかりと筋肉を働かせながら動くことができたのだと思います。
これまで姿勢がブレない練習として色んなアプローチをしてきましたが今回の練習が一番効果的だったかもしれません。
正しいアンドゥオールを習得する大切さを改めて実感しました。