大人のためのバレエ教室グランジュッテ/講師ブログ

エントリー

2025年04月の記事は以下のとおりです。

1(いち)から見直す大人バレエ(4月28日)〜アンドゥオール

バレエを始めた時に最初に身につけておくべき「正確な動き」「筋肉の強さ」「コーディネーション」などのバレエの基礎を見直すクラスです。

今回はアンドゥオールです。
バレエを習っている方なら誰もが180度開いた足に憧れると思います。
今回は足を180度外へ向ける方法、180度外へ向けた姿勢を支える強さ、180度外へ向けた状態で動くことを練習しました。

1.床で足を180度開く練習

股関節だけでなく、膝や足首も外旋させる方法と感覚を習得しました。
●つま先を外ではなく、かかとや腿の内側を前へ
●脚全体は長く伸ばす感覚(膝は緩まない、でも締めない)

みなさん、足をぐるっと180度外へ向けることができました。方法が分かれば開けるようになるんですね。

足裏の練習もしました。立って姿勢を支える時に足裏の強さが必要になります。

2.キープする練習

床で練習した方法で足を180度外へ向けて立つ練習です。

足裏が弱いと足が内側に倒れ込んでしまいます。足裏のアーチでしっかりと支えることも意識します。

正しい方法と姿勢を保つ筋肉の強さの必要性を実感しました。

脚が捻られないように筋肉を働かせることと姿勢を支える筋肉の強化を継続的に練習して行くことが大事です。

3.動く練習

足を180度外へ向けて立つだけではなく、動けなくてはいけません。
次に動く練習をしました。

やったことは3つだけ。
1)1番ポジションでのプリエ
2)ルルヴェ
3)タンデュ(ア・ラ・セゴンのみ)
1)〜3)を両手バー、片手バーさらにセンターで行いました。すごくゆっくりで
足を180度外へ向けて立つだけでも大変なので、シンプルな動きでもいっぱいいっぱいです。1曲終わる度にみなさんから深いため息がもれます。

みなさんの様子を見ていて驚いたのですが、姿勢や軸脚がブレないということです。
足を外へ向けた姿勢をキープしながら動くには筋肉が緩んでいてはできないので、しっかりと筋肉を働かせながら動くことができたのだと思います。
これまで姿勢がブレない練習として色んなアプローチをしてきましたが今回の練習が一番効果的だったかもしれません。

正しいアンドゥオールを習得する大切さを改めて実感しました。

1(いち)から見直す大人バレエ(4月14日)〜ジャンプのための練習

アレグロの苦手克服のため「正確な姿勢と動き」「筋肉の強さ」「コーディネーション」を見直しました。

バレエでは次の動きやポーズをイメージして、そこに身体を運ぶことが大事です。これはコーディネーションです。

ジャンプでは「準備のプリエ」「空中の姿勢」「着地のプリエ」をイメージできていなくてはなりません。そしてそれぞれの姿勢をつなぐ正しい動き方の練習が必要です。
今回はジャンプの姿勢と動きを練習しました。

1.バーレッスン

プリエ:両手バーで1、2、5番ポジションのプリエをすごくゆっくりのテンポで練習しました。
プリエは準備の動作であり着地の動作でもあります。
●まっすぐの姿勢を保つこと
●腿を開いて足首を十分に曲げる

ルルヴェ:両手バーで1、2番のルルヴェを練習しました。
空中の姿勢です。
●アーチを引き上げてルルヴェする。
●ルルヴェした時に腿裏がしまっているのを感じる。

タンデュ:両手バーと片手バーで5番ポジションで行いました。
5番に戻す時にプリエをする。着地のプリエ(特にグリッサードの終わり方)につながる練習です。着地のプリエは動作からのプリエなので静止した姿勢から行われる準備のプリエとは違った難しさがあります。

タン・ソテ:両手バーで1番ポジションで練習しました。
準備のプリエ>ジャンプでルルヴェ(=空中姿勢)>着地のプリエ
●プリエで低くなった足裏のアーチをルルヴェで一気に引き上げます。
●ルルヴェの高さもイメージしてジャンプする。
●ルルヴェになった時に腿裏がしまっているのを確認する。
●着地の姿勢も緩まずに強い姿勢でプリエする。

エシャッペ:両手バーで練習しました。
5番ポジションのプリエ>2番ポジションのルルヴェ(=グリッサードの空中姿勢)>5番ポジションで着地と同時に次の動作の準備のプリエ
ポジションが変わる事と連続のジャンプの練習になります。

2.センターレッスン

タン・ソテ:まっすぐの姿勢を保って着地でよろけないように練習しましょう。

グリッサード:移動の動作で床の上のジャンプです。パとパのつなぎとして振りに入っていることが多いですが、ここではグリッサードだけを練習しました。
足を出すと同時に軸脚はジャンプして脚は「ハ」の字に開いた形になります。着地は片足ずつではありますが「タ・タン」のリズムで素早く5番ポジションのプリエに終わります。
移動とポジションの変化など難しさはありますが、次の動作やポーズをイメージして動くコーディネーションを意識しながらしっかり練習してください。
それぞれのポーズや動作の「正確さ」「筋肉の強さ」も大事なので今回のバーレッスンの内容を丁寧に繰り返し練習していただきたいです。

▼プリエとルルヴェの時の足の動きに関するこちらの記事(↓)もご参照ください。
12月まとめ

1(いち)から見直す大人バレエ(4月7日)〜正しいポールドブラと片手バー

センターレッスンの苦手克服のため、「正確な動き」「筋肉の強さ」「コーディネーション」を見直すクラスです。

今回は、
アームスの正確なポジションと動きを確認
>片手バーでの正確で強いバーの持ち方とプレパレーションと終わり方の練習
>片手バーでプリエ、タンデュ、ジュテの練習
>センターでプリエ、タンデュ、ジュテの練習
をしました。

ポールドブラとバーの持ち方は関連しています。なので正しいポールドブラができないとバーを正しく持つことはできません。さらに正しくバーを持てないとセンターでもちゃんと動けません。

▼アームスの正確なポジションと動きの確認

肩甲骨の位置、腕の骨の向きまで細かく確認しながらポールドブラの練習をしました。

▼片手バーでの正確で強いバーの持ち方とプレパレーションと終わり方の練習

ポールドブラの動きから片手バーの持ち方を確認しました。
片手でバーを持ったままプレパレーションと終わるときのアームスの動きを練習しました。

▼片手バーでプリエ、タンデュ、ジュテの練習

バーを握りしめたり引っ張ったりせず軸を安定させて動く練習をしました。
両足で立って動くプリエでもなかなか大変💦
片足になるタンデュになるとまっすぐに姿勢を保つ難しさを感じます。
足が床から離れるジュテになるとさらに筋肉の強さが必要になり筋肉がプルプルしてしまいます💦💦

▼センターでプリエ、タンデュ、ジュテの練習

片手バーで姿勢を保つ感覚と両腕を引っ張り合って姿勢を保つセンターでの感覚との共通点を確認しました。

いきなり完璧にはできませんが、片手バーとセンターでの感覚の共通点を感じながら練習をすることでセンターでもしっかりと動けるようになります。

0(ゼロ)からはじめる大人バレエ(4月3日)〜第3期スタート!

バレエの経験も知識もまったくない大人の方を対象にしたクラスです。

このクラスでは1年間かけて段階的にレベルアップしていきます。

今月は「姿勢」と「腕のポジションと動き」を中心に練習します。

▼姿勢

姿勢では筋肉を細く長く引きしめた状態をキープする練習をします。普段、意外と筋肉は緩みがちです。なので筋肉が働いた状態で立っているだけでも結構大変です。慣れてくると無意識でも正しい姿勢でいられるようになります。

▼腕のポジションと動き

肩や腕の筋肉の動きを確認しながらバレエの腕のポジションを作る練習をしました。反対の動きをする筋肉が働くことで伸びと安定を感じることができます。

腕の動きを最初にしっかりと身につけなければバーレッスンで正しくバーを持つことが難しいです。さらに正しくバーを持ってバーレッスンをしなければセンターでうまく動けるようになりません。なので第3期では最初に腕の動きを重点的に練習します。

猫背や巻き肩なども改善します。
安定と伸びを感じながら正しい姿勢をキープできるようになることはこれからバレエを続ける上で大事な基礎になります。もちろん日常においても一生モノの財産になります。

ページ移動

  • 前のページ
  • 次のページ
  • ページ
  • 1

ユーティリティ

2025年04月

- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

ページ

  • ページが登録されていません。

ユーザー

新着画像

Feed

▲ ページの先頭へ戻る