YouTube動画【股関節の痛み、詰まり解消!〜お尻の筋肉を意識して股関節の動きをスムーズに!】解説編
- 2020/04/08 21:00
- カテゴリー:バレエ教室グランジュッテ情報, ワンポイントレッスン, バレエ解剖学, お家でバレエ
バレエ教室グランジュッテの嵐です。
YouTube動画【股関節の痛み、詰まり解消!〜お尻の筋肉を意識して股関節の動きをスムーズに!】の解説です。
プリエ、ルティレや横のバットマンで前腿(まえもも)が力(りき)んだり、脚の付け根が固まったりして悩んでいませんか?
バレエで脚を横の方向に動かす(解剖学では外転といいます)筋肉は主に大臀筋の上部の筋肉です。余計な筋肉が働くと股関節がスムーズに動いてくれません。
股関節のスムーズな動きを邪魔する筋肉としては大腿筋膜張筋や中臀筋の前方などの筋肉が挙げられます。これらの筋肉が働いてしまう理由としては、本来働いて欲しい大臀筋が弱かったり固まっていたりしてしてうまく働けないということが考えられます。大臀筋の代わりに他の筋肉が働いてしまうのですっ!
動画で紹介している大臀筋のエクササイズを一緒にやってみてください。シンプルな動作ですが繰り返し動かしているとお尻の上の方に疲労感を感じられると思います。大臀筋を使う感覚をしっかりとカラダに覚えこませましょう!
大臀筋は骨盤と腿にまたがった大きな筋肉です。大きな筋肉ということは部位によっていろいろな作用があります。大臀筋の主な仕事は股関節の伸展(アラベスクなど)と外旋(アン・ドゥオールをサポート)ですが、大臀筋の上部は外転の作用をします。
脚を外転させる筋肉としては中臀筋が知られていますが、中臀筋の前方は股関節を内旋させてしまうので注意が必要です。
運動では本来使うべき筋肉が十分に働けないと代わりに違う筋肉が働いて思ったようにカラダが動かないというようなことが起こります。どの筋肉のどの部分が働くのかを理解して意識しながら練習することで正しくカラダを使えるようになります。