
嵐 一正(あらし かずまさ)
大学在学中に部活の基礎練習で先輩からバレエの手ほどきを受けたのがバレエとの出会い。25歳で本格的にバレエを習い始め、会社員として働きながら、バレエ漬けの日々を過ごす。27才の時に新国立劇場バレエ団に入団しプロへ転向。
新国立劇場のオープニングから9年間在籍し、数々の作品に出演。退団後はスポーツクラブや品川区総合体育館など公共の体育館でバレエやバレエストレッチのクラスを担当し、2009年渋谷区恵比寿で「大人のためのはじめてバレエ"グランジュッテ"」をスタート。主にバレエ初心者を中心とした大人向けに、バレエやバレエストレッチの指導を行う。2011年よりキッズ・チアダンスチーム「TIGGERS」にて幼児と小中学生のバレエ指導を担当。高校バトン部などへの出張レッスンも受け持つ。2013年4月、教室名を「バレエ教室グランジュッテ」と改め、品川区戸越/荏原中延に専用スタジ オをオープン。正しい姿勢と身体の使い方に重点を置いたバレエやバレエストレッチのレッスンに定評がある。
<主な出演作品>
眠れる森の美女、くるみ割り人形、白鳥の湖、ドンキホーテ、ペトルーシュカ、ジゼル、ロミオとジュリエット、シンデレラ、ラ・バヤデール、こうもり、梵鐘の聲(創作作品)、舞姫(創作作品)他
講師からひと言
大人になってからバレエを始めた私は、バレエに夢中になってレッスンに通い詰めるだけでは飽き足らず、「もっともっと上手になりたい!」という思いから、解剖学や物理学の観点からもバレエを研究してきました。バレエ団に入ってからは国内最高峰のダンサーたちを間近で観察したり、専門書を読みこんだりして理論を理解し、練習でその実践を繰り返す日々。その積み重ねの経験が、バレエの動きへの深い理解と、身体の筋肉の動きや動作の良し悪しを見定められる眼にもつながってきたのだと思います。
指導者になってからも、そうした研究をさらに深めながら、「生徒さんにどう説明したら分かりやすいか」ということも常に考えています。レッスンでは、私がこれまでの経験から得た知識やバレエ上達のためのヒントやコツを、みなさんに分かりやすい言葉で、丁寧にお伝えしていきます。