筋肉の3つの動き方
- 2019/04/15 21:00
- カテゴリー:バレエ教室グランジュッテ情報, 教室からのお知らせ, ワンポイントレッスン, バレエ解剖学
前回から少し間が空いてしまいましたが、ブログでバレエに関するワンポイントレッスンをお届けしていきたいと思っています。その前に筋肉の動きについて事前知識として知っておいていただきたいと思います。「筋肉を使う=太く縮める」だけの認識だとバレエの動きを理解できず、体を上手に使えるようになりません。
筋肉は伸び縮みしながら関節を動かし動きを作ります。収縮には3つの動き方があります。
1)短縮性収縮
2)伸張性収縮
3)等尺性収縮
それぞれの収縮の仕方についてみていきましょう。
1)短縮性収縮
写真のように筋肉が短く太くなりながら働く状態です。
2)伸張性収縮
持ち上げた重りをゆっくりと下ろすような時に筋肉が長く伸びながら働く状態です。
3)等尺性収縮
関節を動かさずに筋肉の長さが変わらない状態で行われる筋収縮です。
難しそうだけど、名前を覚える必要はないので3つの動き方を知っておいてください。
これらの3つの収縮の仕方を意識しながら体を動かすことで、ダイナミックかつ繊細なバレエが踊れるようになります。
★次回は、実際にバレエの動きの中でこれらの動きがどのように働いているのかをみていきたいと思います。